
誰も気付かないので自らアピールした時期もあるが、反応はいまいちな感じだった。
話はかわり、祖父が年末に入院した。
食事の量も減り痩せ細っているが、多くの経験を積んできた手は骨でゴツゴツしていて力強い。
その手を見て、祖父から以前聞いた話を思い出した。
骨は外からは見えず、その強さは真に触れないとわからないし、見た目のインパクトもなく、味が出るには時間がかかる。
反対に肉は見た目もインパクトがあり魅力的で、欲を満たしてくれそうな気になる。
お金やかっこよさ、社会的地位というのは、多くの人が欲しがる「肉」で、それを育てればその肉に魅了された人が集まる。
反対に人格や心の在り方というのは、外からは見えない「骨」のようなもので、それを一貫して育てていくと、その骨に惹かれた人が集まる。
多くの人が気付かない密かなダイエットに成功したものの、相変わらずぷよぷよしている私は、祖父のように力強い「骨」を育てることに拘っていきたい。
訪問看護ステーション ママック・ママック岡山
所長 廣畑 淑郎
- 2019.01.08 Tuesday
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- 12:30
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- by アール・ケア スタッフ